マットレスに黄ばみがつくと、見た目が悪くなるだけでなく不衛生な状態でもあります。
でも、新しいマットレスを買うのは手間や費用がかかりますよね。
黄ばみが気になるのなら、オキシクリーンを使ってみてください。
オキシクリーンは、酸素系漂白剤で、黄ばみや汚れを分解して落としてくれます。
本記事では、オキシクリーンを使ったマットレスの黄ばみ取り方法や、マットレスのお手入れ方法をご紹介します。
また、黄ばみができる原因や対策についても解説します。マットレスの黄ばみに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
マットレスの黄ばみを取り除くための準備
- オキシクリーン
- スプレーボトル
- 水
- ブラシ
必要な道具と材料は上記のものです。
オキシクリーンは、繊維に浸透し、汚れを分解する作用があります。
また、マットレスに残留するアレルゲンやニオイも取り除くことができます。
マットレスに使用する場合は、スプレーボトルに薄めて塗布しましょう。
ブラシは、マットレスの表面に残った汚れを落とすために使用します。
オキシクリーンは、マットレスの繊維に浸透して、汚れやニオイを分解して除去してくれます。
使用時の注意点
オキシクリーンは、強力な漂白剤ですので、色落ちする可能性がある衣類やカーペットなどには使用しないようにしましょう。
また、使用する前に必ず取扱説明書を読み、正しく使い方を理解しておきましょう。
ステンレス製以外の金属製のバケツやタライでは使わないでください。
オキシクリーンと反応して錆びる可能性があります。
オキシクリーンでマットレスの黄ばみを取る方法
- マットレスからカバーやシーツを外す
- 掃除機でほこりやゴミを吸い取る
- オキシクリーンと水を混ぜた液をスプレーボトルに入れる
- 黄ばみが目立つ部分に吹きかける
- 液を吹きかけたら、ブラシでこする
- しばらく放置する(目安は30分~1時間程度)
- タオルや布巾で液体を拭き取る
- 風通しの良い場所で完全に乾かす
オキシクリーンを水と混ぜるときは、40~50℃のお湯だと溶かしやすいです。
溶かす量の目安としては、衣類1回分(約30g)ほどとしてください。
また、ブラシは、マットレスに傷をつけないように柔らかめのものを選びましょう。
プリントや染色された部分は、色落ちする可能性があるので注意してください。
黄ばみが目立つとき
マットレスの部位別に黄ばみを取り除きたい場合は、汚れの程度によって、オキシクリーンの濃度を変えていきましょう。
また、ブラシの強さを調整する、黄ばみが目立つ部分には十分な時間をかけるなどしてみてください。
マットレスのメンテナンス方法
マットレスを長く使うためには、適切なメンテナンスが必要です。
まずは、マットレスの汚れを防ぐための方法を紹介します。
マットレスの汚れを防ぐ方法
マットレスに直接肌が触れる部分には、防水シーツやマットレスカバーを使用しましょう。
カバーを掛けるだけで、汗や体液などが直接マットレスに染み込むことを防げます。
また、マットレスに付着したホコリやダニを取り除くために、定期的に掃除機をかけましょう。
特に、春先や秋には、マットレスにダニが大量発生しやすいです。
さらに、マットレスに汚れが付いた場合は、早めに取り除くようにしましょう。
汚れを放置していると、カビや雑菌が繁殖する原因になります。
メンテナンス方法
メンテナンス方法は基本的には3つあります。
- 2週間に1回は干す
- 風をあてて乾かす
- 2週間に1回はマットレス上下を反転する
上記の方法でマットレスを清潔に保ち、湿気やカビ・ダニ・ヘタリなどのトラブルを防げます。
特にウレタンや綿素材のマットレスでは、手入れを怠らないようにしましょう。
マットレスの交換時期について
- マットレスの一部分がへこんでいる
- 寝苦しさを感じる
- カビ臭さがある
- 購入時より柔らかく感じる
- きしむ音がする
- 使用年数が10年以上経っている
- ホツレや破れがある
上記のポイントに当てはまるのなら、マットレスの交換を検討しましょう。
古くなったマットレスを使い続けると、肩こりや腰痛の原因となるだけでなく、カビやダニなどの衛生面の問題が生じることもあります。
マットレスは使用頻度や体重によっても耐久性が変わるため、状態を確認しながら交換時期を決めてください。
まとめ
マットレスの黄ばみは、寝汗やよだれ、おねしょなどの汚れが原因で起こります。
黄ばみは、オキシクリーンを使えば、酸素の力で汚れを分解して落とすことが可能です。
しかし、正しい使い方をしなければなりません。
また、マットレスの黄ばみや汚れを防ぐためには、マットレスのメンテナンスが大切です。
汚れが目立つ・臭いが気になる場合は、定期的なクリーニングや交換を検討していきましょう。
定期的に陰干ししたり、シーツや敷パッドを交換したりすることで、より快適な睡眠環境を維持することができます。