エアコンの温度センサーが汚れていると、正しく動作しないだけでなく故障の原因ともなります。
温度センサー、はエアコンの室内機にある小さな部品で、室内の温度を感知して冷房や暖房の調節をします。
エアコンを長期間使っていると、ホコリやカビなどが付着して感度が低下していきます。
その結果、エアコンが適切に動かなくなる可能性もあります。
そこで、本記事ではエアコンの温度センサーの掃除方法と注意点を解説します。
エアコン温度センサーの掃除方法
エアコン温度センサーは室内の温度を感知して運転量を調節する重要な部品です。
汚れや故障があると設定温度にならなかったり、動作が不安定になったりしますので定期的に掃除していきましょう。
掃除に必要なグッズ
- ソフトな布
- 中性洗剤（使用できる場合）
- 乾いた布
- ドライヤー（使用できる場合）
温度センサーはどこにある？位置はココ
温度センサーは、エアコンの機種やメーカーによって違いますが、吹き出し口付近や側面・下部にあることが多いです。
成果な場所は、エアコンの取扱説明書を参考にしてください。
温度センサーの掃除手順
温度センサーを掃除するには、まずエアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。
次にフロントパネルを開けてフィルターを外し、温度センサーの位置と汚れ具合を確認します。
水気を含んだ柔らかい布で優しく拭き取っていきましょう。
センサーの汚れがひどい場合は、中性洗剤も使っていきましょう。
洗剤を使った場合は、完全に洗い流して乾燥させる必要があります。
必要に応じで、ドライヤーを使って乾かしていきましょう。
最後にフィルターやパネルを元通りに戻し、コンセントを差し込んで電源を入れれば完了です。
安全に掃除方法するポイント
感電防止のために、必ず電源を切りコンセントを抜いてから掃除しましょう。
また、温度センサーは壊れやすい部品なので、やわらかい布や綿棒で、優しく拭き取りましょう。
力を入れてこすったりすると故障の原因となります。
水や洗剤を使った場合は、ショートする可能性があるので、水分をしっかり拭き取ってから乾かしてください。
温度センサー掃除後のトラブルと対処法
一つ目の原因は、水分が残っていることです。
掃除時に水や湿った布で拭いた場合、センサーに水分が付着する可能性があります。
水分が残っているとセンサーの感度の低下や、故障の原因になります。
エアコン内部が乾燥するまで待ってから使用しましょう。
乾燥させる時間は、気温や湿度によって異なりますが、一般的には数時間程度です。
もう一つの原因は、掃除中に部品を破損したことです。
エアコンの温度センサーは、非常にデリケートな部品です。
掃除のときに、強く触わる・引っ張るなどした場合、壊れてしまう可能性があります。
故障すると、エアコンの動作不良や冷暖房効果の低下などの重大な問題を引き起こします。
温度センサーが故障した場合は、エアコンの修理業者に連絡し、修理を依頼してください。
温度センサーの掃除はプロのエアコンクリーニングに頼む
エアコンは、長期間使うと内部に汚れやカビが溜まり、当然温度センサーも汚れていきます。
温度センサーは、エアコンの温度調節に重要な役割を果たしますが、敏感な部品でもあるため、自分で掃除すると破損する可能性があります。
そこで、定期的に専門業者にクリーニングを依頼することも検討していきましょう。
プロのクリーニングでは、エアコン内部の汚れやカビをきれいに洗浄し、快適な空気を送り出せるようにしてくれます。
また、プロに任せることで、温度センサーの故障を防ぐことができます。
エアコン温度センサーの役割と重要性
エアコンの温度センサーは、室内の温度を測定し、エアコンの制御基板に情報を送信します。
制御基板は、温度センサーの情報をもとに、エアコンの運転モードや風量、温度設定を調整しています。
故障の原因となる汚れ
エアコンの使用により、温度センサーは徐々に汚れていきます。
汚れた温度センサーは、正確な温度測定ができなくなり、エアコンの効率を低下させます。
また、汚れが原因で温度センサーが故障することもあります。
まとめ
エアコンの温度センサーは、室内の温度を正確に測定し、快適な室内環境を保つために重要な役割を果たしています。
温度センサーが汚れていると、故障の原因や効率の低下を引き起こしますので、定期的な掃除を行っていきましょう。
ただし、温度センサーは敏感な部分でもありますので、掃除で故障させないように注意しながら掃除をしてください。
